モロマガ

モロヘイヤ企画

モロヘイヤは身近なスーパーフード

知っているようで案外知らない、モロヘイヤのこと。
ここでは、ビタミンB6やビタミンEなどの栄養素を36種類以上も含んでいて、その栄養価の高さから「野菜の王様」と呼ばれるモロヘイヤの魅力をご紹介します。 その特性を知れば知るほど、モロヘイヤを摂取したくなること請け合いですよ。

モロヘイヤは、食物繊維を多く含む野菜。食物繊維が多いと言われているケールやニンジン、ほうれん草などと比べても圧倒的です。 モロヘイヤには水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類の食物繊維が含まれており、独特のぬめり感が特徴的です。ただ、自然の恵みで育つものなので、食べ頃というものが当然あります。近頃は沖縄や九州での栽培のおかげで一年を通じて食べられるようになりましたが、元々は中近東やアフリカ北部で栽培されてきたこともあり、6月〜9月頃の夏が旬と言えます。

では、その時期以外に状態の良いものを得るにはどうすれば良いか。実は、モロヘイヤの若葉とわずかな水だけで作られた粒状のモロヘイヤ食品があるんです。純度100パーセントのそれは、農薬や化学合成肥料などは一切使用せずに育て、一枚一枚手摘みで収穫したモロヘイヤだけを用いています。1粒に2.5枚のモロヘイヤを使用しており、一度に10粒飲めば、これまで野菜で摂取していた栄養を手軽に摂ることができるというわけです。

これだけスゴい!モロヘイヤの栄養素

[モロヘイヤと他の生野菜との栄養価の比較(100gあたり)]

これだけスゴい!モロヘイヤの栄養素

モロヘイヤが含有するβ-カロテンはニンジンの約1.6倍。ビタミンEはケールの約2.5倍。鉄分はほうれん草の約3.7倍、食物繊維はバナナの約10.1倍と、モロヘイヤは他を圧倒するスーパーフードなんです。

[2つの食物繊維含有量(100gあたり)]

モロヘイヤは2つの食物繊維がバランス良く含まれています

水溶性の食物繊維と不溶性の食物繊維は、どちらも大切な食物繊維です。モロヘイヤは、この2つの食物繊維がバランス良く含まれている野菜なので、食べ合わせを心配する必要がなく、オススメです。

※各食品の数値は日本食品標準成分表2020年版(八訂)、モロヘイヤ生葉、モロヘイヤ末の数値は(一財)日本食品分析センター調べによる。